対象製品とバージョン:Forguncy Server 6.0.4.0
バージョン4以前のForguncy Serverを6.0.4.0へとアップグレードインストールする場合、以前のバージョンのForguncy Serverがインストールされているフォルダーが自動的にインストール先フォルダーとして表示されます。たとえば、Forguncy 4 Serverをインストールしたフォルダーが「C:\Program Files (x86)\ForguncyServer」であった場合、「C:\Program Files (x86)\ForguncyServer」が自動的にインストール先フォルダーとして表示されます。
しかし、その後に6.0.5.0をインストールしようとした場合、以前のインストール先フォルダーに関係なく、「C:\Program Files\ForguncyServer」がインストール先フォルダーとして表示されます。本現象は、アップデートインストールだけでなく、一度でもForguncy Server 6.0.4.0をインストールした環境において発生する問題です。
以前と異なるフォルダーにForguncy Serverをインストールした場合、ユーザー情報や認証プロバイダーといった設定情報が引き継がれません。また、バージョン4のアプリケーションをForguncy 6 Server上で運用していた場合、それらのアプリケーションが評価版と認識され、利用できません。
回避方法
Forguncy Server 6.0.5.0をインストールする際に、インストール先フォルダーを手動で既存のインストールフォルダーへと修正し、インストールを継続します。
検索キーワード: fgclimitation fgcsetup