リストビューの特定の項目のみを編集できる/編集できないを制御するには、いくつかの方法があります。
- セル型を指定して「読み取り専用」チェックボックスを使用する方法
(1) . リストビューは、「デザイン」タブから「編集を許可」にチェックしておきます。
(2). リストビュー内の編集したくないセルに、「テキストボックス」などのセル型を指定します。
(3). 画面右下の「セル型」タブ内の「読み取り専用」にチェックをします。
このように設定することで、「読み取り専用」がチェックされた項目のみを編集できないようにすることができます。 - ユーザーやロールにアクセス権限をつける方法
この方法は、ユーザーやロールごとに、編集できる/編集できないを指定することができます。
テーブルに対して「データレベルのアクセス制御」の設定を行うため、制御したいリストビューの項目がデータ連結していることが前提となります。
ただしこの方法の場合、入力そのものは出来てしまい、フォーカスが離れる時にチェックが行われ、権限がない場合にエラーとなって保存されない結果となります。入力そのものをできなくしたい場合、1.の方法で実装してください。
「データレベルのアクセス制御」には、次の2つの制御方法があります。
(a)フィールドレベルのアクセス制御
この方法は、テーブルのフィールドごとに、特定のユーザーやロールに対して閲覧権限と編集権限を設定できます。権限を設定したフィールドをリストビューの列にデータ連結しておけば、権限に応じて編集できたり編集できなかったりを制御することができます。
詳細については、以下を参照してください。
[フィールドレベルのアクセス制御]
(b)レコードレベルのアクセス制御
この方法は、テーブルのレコードに、や特定のユーザーやロールごとの閲覧・編集・削除権限を設定できます。リストビューの列単位で編集可/編集不可の制御を行いたい場合は、この方法ではなく(a)の「フィールドレベルのアクセス制御」を行ってください。
詳細については、以下を参照してください。
[レコードレベルのアクセス制御]