たとえば、Microsoft Accessで以下のような形式で画像をデータベースに登録していた場合、値をForguncyデータベースのテーブルとしてインポートすることはできますが、画像ファイルはそのままでは表示されません。これは画像ファイルがForguncy Server上にアップロードされた状態となっていないことが原因です。
添付のサンプルプロジェクトを用いて、画像ファイルを一括登録する方法を説明します。
サンプルプロジェクトの概要
Microsoft Accessのテーブルのインポート
[Accessからテーブル]機能を使用して、Microsoft AccessのテーブルをForguncyにインポートします。この際、「画像」フィールドはテキスト型でインポートします。なお、サンプルプロジェクトはすでにインポートされた状態となっています。
実際に使用する空テーブルの作成
「Accessからインポートしたテーブル」からデータを取り込んで実際に使用するテーブルを作成します。
フィールド名 | データ型 |
---|---|
商品 | テキスト |
画像 | 画像 |
サンプルプロジェクトではすでに「テーブル1」という名前で作成されています。
一括登録するサーバーサイドコマンド
次のようなサーバーサイドコマンドにより画像ファイルを一括でアップロードされた状態にします。詳細はコメントを参照してください。
サンプルプロジェクトの使用方法
アプリケーションのForguncy Serverへの発行
サンプルプロジェクトをForguncy Serverへと発行します。アプリケーション名はこの後の手順で使用します。ここでは「migrateimages」をアプリケーション名とします。
アップロードする画像ファイルの配置
Forguncy Serverの対象アプリケーション内のフォルダーに「Upload」フォルダーを作成し、アップロードする画像ファイルをコピーして配置します。アプリケーション名が「migrateimages」である場合、コピー先のパスは以下の通りです。
「"C:\Users\Public\Documents\ForguncyServer\migrateimages\Upload"」
なお、[アプリケーションの配置パス]を変更している場合には、それに合わせて配置先を変更してください。
発行したアプリケーションでコマンドの実行
アプリケーション上に表示されている[発行時のアプリケーション名]が実際に発行したアプリケーション名と一致していることを確認し、[画像ファイルの移行]ボタンをクリックします。もし、値が異なる場合には値を修正して実行します。
次の図のように、リストビュー上にForguncyの画像型フィールドの値として格納された画像ファイルが表示されることを確認できます。