Forguncyの関数は基本的にExcelと同様の指定方法で利用できます。
VLOOKUPなどの関数を使用する場合、Excelで使用する際は別のタブにデータを用意する場合が多いのに対して、Forguncyで使用する際にはページ上にリストビューを配置して値を取得します。
この際、VLOOKUPなどの範囲や列番号の指定がある関数でリストビューを対象とする際には注意が必要です。
VLOOKUP関数の書式は以下の通りです。
VLOOKUP(検索値,範囲,取得したい列番号,検索の型) |
第2引数の範囲にはリストビューのタイトル行は含まないようにしてください。含めた場合、エクスポート結果が不正になります。
第3引数の列番号にはセルを結合していない状態の列番号を指定します。この指定方法はExcelでVLOOKUP関数を利用する場合でも同様ですが、Forguncyのリストビューはセルを結合して作成されることが多く、結合した状態の列数と間違わないように注意してください。
たとえば、以下のようにセルが結合されていない場合、県庁所在地の値を取得するには、VLOOKUP関数の列番号は「2」になります。
以下のようにセルを結合している場合、県庁所在地の値を取得するには、VLOOKUP関数の列番号はセルを結合していない状態の列になるので「6」になります。
VLOOKUP関数の動作については、添付のサンプルでも確認いただけます。
サンプルは、Forguncy 8.0.5.0以降のバージョンで読み込むことができます。
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