Forguncyでは以下の方法でForguncyで作成したアプリケーションから明示的にログアウトできます。
- ログインユーザー型セルから「ログアウト」を選択する
-
サーバーサイドコマンドの「ログアウト」コマンドを利用する
-
JavaScript APIの「logOut」メソッドを使用する
ただし、ログアウト操作をせずにブラウザを閉じると、再度ブラウザを表示した時にログイン状態で表示される場合があります。ブラウザを閉じた際に必ずログアウト状態にするには、ログイン画面で「ログインしたままにする」のチェックボックスをオフにしておき、この状態でログインさせる方法があります。
この設定方法は以下のとおりです。
ビルトインページの「FGC_ログイン」ページ(これが実際のログイン画面に該当します)にある「ログインしたままにする」の行を非表示に設定してください。
ログアウト時の遷移先設定
こうすることで、ブラウザを閉じた際にログアウト状態にさせることができます。
ただし、ブラウザを閉じることなくタブを閉じ、同じウィンドウで他のユーザーがログインした場合、前回ログインしていたページが表示されます。
このような場合、ログインユーザー型セルの設定で「ログアウト時の遷移先設定」で「スタートページ」にチェックしておくことで、ログアウト時に必ずスタートページにページが遷移されます。
認証プロバイダーを使用している場合
・SAML認証の場合
ログアウトは、Forguncyが提供するローカルログアウト(Forguncyアプリケーション上だけでログアウトする動作)の方式になります。
ログアウト後にSAML認証が要求されるページにとどまっている場合、IdP側ではログインのセッションが残っているため再度自動的に認証処理が行われてログインしてしまいます。
そのため、1度SAML認証が要求されないページへ遷移して、IdP側でのセッションをクリアする必要があります。
このような場合、ログインユーザー型セルの設定で「ログアウト時の遷移先設定」のリンク先から「特定のページ」または「外部のWebページ」からSAML認証が要求されないページへ設定しておくことで、ログアウト状態にさせることができます。
・「Office 365(Azure AD)用認証プロバイダー」の場合
こちらも、SAML認証の場合でも記載しているようにローカルログアウトの方式になります。
そのため、ログアウト後に遷移するスタートページがログイン認証を要求するページの場合、自動的にIdP側との認証処理が行われるためログアウトができません。「ページ表示権限の管理」にて、スタートページを誰でもアクセス可能にすることで、自動の認証処理が行われなくなるためForguncyからのログアウトが可能となります。
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