リストビューの「選択列」がチェックされているかいないかによって、「繰り返し」コマンド内の処理内容に違いがあります。詳細は以下を参照してください。サンプルプロジェクトの動きを確認すると、より理解を深めることができます。
リストビューに選択列が設定していない場合
「繰り返し」コマンドでリストビューの「すべての行」を繰り返すように指定し、「リストビューの操作」で更新対象レコードを「カレントレコード」に設定することで、繰り返されるたびにカレントレコードが移動して更新が行われます。
※旧バージョンの場合、更新対象レコードに「カレントレコード」を指定することができませんでした。この場合、更新対象レコードを「選択行」に設定して「レコードの移動」コマンドでカレントレコードを明示的に移動する必要がありました。旧バージョンの方法でもカレントレコードの移動は可能ですが、Forguncy 8からは更新対象レコードに「カレントレコード」を指定することができますので、明示的な「レコードの移動」は必要なくなります。
リストビューに選択列が設定してある場合
「繰り返し」コマンドの「繰り返し対象」を「選択列」に設定します。
繰り返し内で「リストビューデータの更新」の更新対象レコード「選択行」に指定すると、繰り返しの行移動はチェックされている行を移動します。ただし、リストビューに隣のセルの値をコピーしようとしても、最後の選択行の値がコピーされてしまう現象が発生します。
これを防ぐには、更新対象レコード「条件に合致する行」にして 「=G5」「=(等しい)」「=G5」※G5はリストビューの一意の値(例:IDの列)を指定する必要があります。
下記のサンプルプロジェクト(8.0.6.0にて動作)で、上記の2つのケースの実際の動作を確認できます。
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