サーバーサイドコマンドには、配列型のパラメータ(リストビュー、テーブル、またはその他の配列型のデータ)を引き渡すことができます。
例えば、リストビューで選択した行のデータを配列型のパラメーターとしてサーバーサイドコマンドに引き渡して、そのデータを使ってサーバーサイド側でテーブルを更新するなどの処理が行えます。
ここでは、リストビューの選択行のみをサーバーサイドコマンドに渡し、サーバー側では、渡ってきた配列のデータを元に、繰り返してテーブルに値を保存する例を紹介します。
添付のサンプルでは、さらにテーブルの内容を「c:¥work¥選択.csv」へ出力する処理も含まれています。
※サンプルを実行するには「c:¥work」というフォルダを事前に作成しておいてください。
1.パラメーターで引き渡すリストビューの列は、必ず列名を定義しておく
定義の仕方は、「リストビューの名前定義」の「列名の定義」の箇所を参照してください。
2.サーバーサイドコマンドのパラメーターとして、配列型を指定し、その配列項目を定義しておく
以下の画像の(3)をクリックすると配列項目を指定できます。
3.2で定義したサーバーサイドコマンドの配列型パラメーターに、1で定義した列名を指定します
「配列型パラメーターの設定」画面で、対象を「選択レコード」とすると、リストビューの選択行のみのデータが配列で引き渡されます。
4.サーバーサイドコマンド内で配列に渡ってきた項目を操作する
配列型のデータを順次操作するには、「繰り返し」コマンドを使用します。
「繰り返し配列オブジェクト名」を使用して、サーバー側では配列の各項目にアクセスできます。