対象製品とバージョン：Forguncy Builder

以下の環境において、数式のパラメーター部分にて全角文字を直接入力（IMEがオンの状態で文字を入力）した場合、本来「せる」と入力したいところが「sえrう」となり入力したい文字が入力できません。

• Windows 10 バージョン 2004
• Windows 10 バージョン 20H2
• Windows 10 バージョン 21H1
• Windows 10 バージョン 21H2

本問題は、Windows 10 バージョン 2004以降の新設計された日本語IMEの不具合により発生しています。

参照：WPF アプリで、IME によってテキスト ボックスの PreviewKeyDown イベントをトリガーできない - .NET Framework | Microsoft Docs

上記のページにおいて、本不具合はWindows 10において修正する予定がないことが示されています。以下、該当箇所の引用です。

この記事で説明している問題は、Windows 10 Version 2004/20H2/21H1/21H2 のバグであり、解決する予定はありません。 ただし、Windows 11 では解決されています。 そのため、システムを Windows 11 にアップグレードすると、問題を回避できます。

回避方法

次のいずれかの方法で回避可能です。

• 以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う。
  • 以前のバージョンの IME (入力方式エディター) に戻す - Office サポート 
• メモ帳やテキストエディタなど、別のアプリケーションにて入力したい文字を作成、コピーし、計算式セルへペーストする。
• 次の対応しているバージョンのForguncy Builderを使用している場合、Windows 11にアップグレードする。
  • 6.0.41.0以降

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