対象製品とバージョン
Forguncy 10.x
現象
リストビュー上のセルの表示形式を「時刻」に設定し数式による算出結果を表示している際、ExcelやPDFへエクスポート時に算出結果が「0」になるセルでは、時刻の表示形式である「0:00」や「0:00:00」ではなく「1900/1/0 0:00:00」と出力されます。
発生条件
以下のすべての条件を満たしている場合に発生します。
- リストビュー上に表示形式が「時刻型」のセルを設定している。
- 「時刻型」のセルに数式(OData関数も含む)の算出結果を表示しており、算出結果が「0」になる。
- 「Excelエクスポート(ページ)」、「Excelエクスポート(リストビュー)」(以下、まとめて「Excelエクスポート」と表記します)、「PDFエクスポート」の何れかのコマンドでエクスポート行っている。
※「Excelエクスポート」では、「数式が設定されているセルは計算後の値を出力する」にチェックが入っている。
※OData関数については、「数式が設定されているセルは計算後の値を出力する」の設定に関わらず発生します。
回避方法
下記いずれかの方法にて回避してください。
- Excelエクスポート / PDFエクスポート共通
IF関数を用いて数式の結果が「0」となる場合に、テキスト形式の「0:00」や空欄「""」等任意の値に置き換える処理を行ってください。下記はテキスト形式の「0:00」に置き換える回避の一例です。=IF(結果が0になる可能性がある数式)=0,"0:00",結果が0になる可能性がある数式)
また、上記に IFERROR関数も組み合わせることで、エラー表示も置き換える処理が実現できます。下記は空欄に置き換える回避の一例です。=IFERROR(IF(結果が0になる可能性がある数式)=0,"",結果が0になる可能性がある数式),"")
- Excelエクスポートのみ有効
Excelエクスポートコマンドの「エクスポート方式」設定の「数式が設定されているセルは計算後の値を出力する」のチェックを外してください。
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不具合
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