「メール送信」コマンドではHTML形式のメールを送信できますが、メールの本文には一般的なHTML形式メールで利用可能なタグを使えます。実際には、<a>~</a>タグで任意のWebサイトのリンクをメール本文に埋め込むことも可能です。
HTMLのタグをメール本文へ埋め込むには、以下のような方法があります。
1.数式で本文を記載する
「メール送信」コマンドの「本文」の設定で「本文に数式を使用する」のチェックをオンに設定することで、数式を利用して本文を設定できるようになります。
たとえば、以下のように数式を設定することで、ForguncyのWebサイトへのリンクを本文へ埋め込むことが可能です。
※この方法では以下のように、メール本文のすべてを数式で記載する必要があります。
="花子さん<br><br>ForguncyのWebサイトは<a href=""http://www.forguncy.com"">こちら</a>です。"
2.「変数の設定」コマンドと「メール本文の編集」を組み合わせて設定する
「メール送信」コマンドでは、本文の内容を「メール本文の編集」ダイアログ上で編集し、本文へページのリンクやデータベースのフィールド値などを埋め込めます。この際、「メール送信」コマンドを実行する前に定義した変数の値を本文へ埋め込むことも可能です。
たとえば、以下のように「変数の設定」コマンドを利用して変数にForguncyのWebサイトへのHTMLタグのリンクの文字列を設定しておくことで、「メール本文の編集」ダイアログ内で変数を指定できるようになり、メールの本文へ変数に設定されているリンクなどの文字列を埋め込めます。
="<a href=""http://www.forguncy.com"">こちら</a>"
「メール送信」コマンドでは、以下のように指定します。
なお、上記の機能を利用してURLパラメータを付加したページへのリンクをメール本文へ埋め込むことも可能です。
実際には以下で紹介しているように、ページのリンクとURLパラメータを含んだHTMLタグを変数に設定しておき、メール本文へURLパラメータ付きのリンクを埋め込みます。
※「hanako」や「25」の値をセル参照やデータベースより値を取得して埋め込むことも可能です。
="<a href=""http://server-name/アプリB/?name=hanako&age=25"">花子の情報</a>"
また、以下で紹介しているように、データの一覧をテーブル形式のHTML文字列で生成してメールへ埋め込むことも可能です。