コマンドに「モバイルバーコードスキャン」が指定できるようになり、Forguncyモバイルアプリケーションから実行するとデバイスのカメラを起動してQRコードを読み取ります。読み取った値は指定したセルへ保存されます。
モバイルバーコードスキャンコマンドは、Forguncyモバイルアプリケーション(Android、iPad、iPhone)から実行した場合にのみ動作します。以下のようなForguncyモバイルアプリケーション以外の環境では動作しません。
- Windows環境のブラウザで実行した場合
(Forguncy Builderからデバック実行した場合も含みます) - モバイルアプリケーション以外から実行した場合
(Android、iPad、iPhoneのブラウザでアプリケーションを実行した場合)
Forguncyモバイルアプリケーションに関しては、「モバイルアプリケーションについて」をご確認ください。
ダウンロード
1.0.1.0(Forguncy 4以降用) | SmartPhone_1_0_1_0.zip(12KB) |
インストール
ダウンロードしたプラグインを「プラグインを追加する」を参照してインストールすると、以下が「プラグインの管理」に表示されます。インストール後にForguncyの再起動が必要なことに注意してください。
使い方
- コマンドの選択に「モバイルバーコードスキャン」が追加されます。
- たとえば、ページ上にテキストボックスとボタンを配置し、ボタンのコマンドに「モバイルバーコードスキャン」コマンドを設定します。。
スキャンコードの入力セル 読み取ったQRコードの値を設定するセルを指定します。 - アプリケーションをForguncy Serverへ発行します。
- Android、iPad、iPhoneで、Forguncyモバイルアプリケーションを起動し、アプリケーションのURLを登録して実行します。
- モバイルバーコードスキャンコマンドを実行すると、デバイスのカメラが起動されQRコードを読み取り可能になります。
- QRコードを認識すると、読み取った値が「スキャンコードの入力セル」に指定したセルへ保存されます。
制限事項と注意点
- モバイルバーコードスキャンコマンドでは、QRコード以外のバーコードも読み取ることが可能ですが、動作保証しているのはQRコードのみになります。
- 「スキャンコードの入力セル」に標準セルを指定する場合は、セルにセル名を設定してください。「スキャンコードの入力セル」に設定するセルが標準セルの場合、セル名を設定しないとiOSでQRコードを読み取るとForguncyモバイルアプリケーションが異常終了する場合があります。
- モバイルバーコードスキャンコマンドは、Forguncyモバイルアプリケーション用に作成したページで利用してください。モバイルバーコードスキャンコマンドをForguncyモバイルアプリケーション以外から実行した場合、以下のダイアログが表示されます。
ダイアログを閉じると、モバイルバーコードスキャンコマンドよりも後に実行される設定のコマンドが実行されます。 - モバイルバーコードスキャンコマンドは、非同期で実行されます。モバイルバーコードスキャンコマンドよりも後に実行される設定のコマンドは実行されますが、QRコードの読み取り値を参照できません。
コマンドを設定できる箇所
ページ上のセル型 | ● |
リストビュー上のセル型 | × |
ページロード時 | × |
ワークフローのアクション実行前 | × |
ワークフローのアクション実行後 | × |
使用できるForguncyのバージョン
プラグインのバージョン | 使用できるForguncyのバージョン |
1.0.1.0(Forguncy 4以降用) | 4.0.106.0以降 |
更新履歴
- 1.0.1.0(2019/3/25 リリース)
Forguncy 4以降用 初版公開
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