※Forguncy 6以降のプラグインについては、各バージョンのオンラインヘルプをご確認ください。
コマンドに「カレントレコードの設定」が指定できるようになり、テーブルのカレントレコードを任意に変更できます。
Forguncyでテーブルの値を表示するには、カレントレコードを設定するためにリストビューを必ずページ内に配置する必要がありました。しかし、カレントレコードの設定コマンドを利用することでリストビューなしでカレントレコードを指定してデータの表示が可能になります。
ダウンロード
1.0.0.0(Forguncy 4用) | SetCurrentRow_1_0_0_0.zip(12KB) |
インストール
ダウンロードしたプラグインを「プラグインを追加する」を参照してインストールすると、以下が「プラグインの管理」に表示されます。インストール後にForguncyの再起動が必要なことに注意してください。
使い方
- コマンドの選択に「カレントレコードの設定」が追加されます。
- カレントレコードの設定コマンドを設定します。
たとえば、以下のようなテーブルがあったとします。
ページ内にリストビューが存在しない場合、以下のようにフィールドを連結して実行しても、カレントレコードを特定できないためデータは表示されません。
このような場合、ページロード時のコマンドにカレントレコードの設定コマンドを配置します。
[設定するカレントレコードを特定する条件…]をクリックし、テーブル1のIDフィールドが「2」のようにカレントレコードを特定する条件を設定します。 - アプリケーションを実行して動作を確認してみましょう。
ページがロードされると、E2セル、E4セルにIDフィールドが「2」の場合の値が表示されます。
制限事項と注意点
- 設定するカレントレコードを特定する条件に何も設定されていない場合、コマンドを実行しても何も行われません。
- 設定するカレントレコードを特定する条件に指定したレコードが見つからない場合、ブラウザのコンソールに以下のエラーを表示します。
「テーブル「XXXX」のカレントレコードの設定に失敗しました。指定されたクエリー条件に合致するレコードが存在しません。」 - 指定した条件では複数のレコードが該当する場合、カレントレコードはテーブル内で最初に該当したレコードになります。
- コマンドを実行したページ内に同一テーブルのデータを表示しているリストビューがある場合、リストビューのカレント行表示は、カレントレコードの設定コマンドで選択した行へ移動します。ただし、コマンドを実行したページ内に同一テーブルのデータを表示しているリストビューが複数あり、それぞれ異なる条件のクエリーを設定している場合、カレントレコードの設定コマンドは正しく動作しません。
- 同一ページで[レコードナビゲーション]セルと一緒に使用することはできません([レコードナビゲーション]セルが正常に動作しません)。
コマンドを設定できる箇所
ページ上のセル型 | ● |
リストビュー上のセル型 | ● |
ページロード時 | ● |
ワークフローのアクション実行前 | × |
ワークフローのアクション実行後 | × |
使用できるForguncyのバージョン
プラグインのバージョン | 使用できるForguncyのバージョン |
1.0.0.0(Forguncy 4用) | 4.0.104.0以降(Forguncy 4のみ) |
更新履歴
- 1.0.0.0(2018/12/19 リリース)
Forguncy 4用 初版公開