外部データベースを利用してワークフロー機能を実装した際には内部データベースのように「ワークフロー履歴ビュー」を利用できません。
ただしForguncyでは、外部データベースを利用している場合でも「ワークフロー履歴ビュー」と同様にワークフローの履歴をテーブルへ保持しています。このテーブルを利用して、外部データベース上に「ワークフロー履歴ビュー」を作成することが可能です。
実際には、以下のオンラインヘルプへ記載がありますように外部データベースでワークフローを実装した場合、ワークフローを設定したテーブルと同じデータベース内に「{テーブル名}_FGC_WHT」という名前のテーブルが生成されます。
ワークフローの操作が実行されると、このテーブルに「ワークフロー履歴ビュー」と同様にワークフローの履歴が保存されます。
ただし「{テーブル名}_FGC_WHT」テーブルは、誤って値を改ざんしてしまうことがないようにForguncyのリンクテーブルとしては読み込まないように設定されています。そのため、外部データベース上に「{テーブル名}_FGC_WHT」テーブルの内容を表示するビューを作成して利用する必要があります。
以下に「{テーブル名}_FGC_WHT」テーブルの各フィールドが「ワークフロー履歴ビュー」のどのフィールドに該当するか記載しますので、ビューを作成する際の参考にしてください。
{テーブル名}_FGC_WHTのフィールド名 | ワークフロー履歴ビュー の表示名 |
ID | ID |
RecordId | レコードID |
Who | 実行者 |
When | 日時 |
FGC_State | 実行後の状態 |
FGC_ActionTo | 担当者 |
ActionName | アクション名 |
Comments | コメント |
たとえば、SQL Serverでビューを作成する場合には以下のように記載することで、「ワークフロー履歴ビュー」と同様のビューを生成することが可能です。
SELECT ID, RecordId AS レコードID, Who AS 実行者, [When] AS 日時, FGC_State AS 実行後の状態, FGC_AssignTo AS 担当者, ActionName AS アクション名, Comments AS コメント
FROM dbo.{テーブル名}_FGC_WHT