Forguncyでは、日付を入力するための日付型セル、時刻を入力するための時刻型セルをそれぞれ別々に用意しており、1つのセル型で日付と時刻の両方を入力できるセル型は用意されていません。しかし、内部データベースの日付/時刻型フィールドをはじめ、SQL ServerやOracleといった外部データベースでも、日付と時刻の両方のデータを1つのフィールド(列)に格納できるデータ型が存在します。
このようなデータ型に日付と時刻の両方のデータを格納したい場合、Forguncyでは日付型セルと時刻型セルを組み合わせて使用します。
通常の方法のようにデータ連結を行ってデータベースへの登録を行うのではなく、非データ連結フィールドの機能を使用し、日付型セルの値と時刻型セルの値を組み合わせた文字列を登録/更新するようにします。
たとえば、O4セルが日付型セル、V4セルが時刻型セルであった場合には、以下のような数式を使用することでデータベースの1つの日付/時刻型フィールドに格納可能な値を生成できます。
=TEXT(O4,"yyyy/m/d")&" "&TEXT(V4,"h:mm")
添付のサンプルは内部データベースを使用していますが、SQL ServerやOracle Databaseといった外部データベースの場合でも同様です。
添付のプロジェクトファイルは、10.0.10.0以降のForguncy Builderで読み込むことができます。