レポート機能を使って印刷する場合
レポート機能を使用することで用紙サイズ、余白、印刷方向など細かな設定ができます。ページのレイアウトとは別に帳票用のレイアウトが必要になりますが、グループごとに集計値を表示させて改ページするなど帳票独特のレイアウトの出力にも適しています。詳細については、以下のヘルプのページを参照してください。
Excelの印刷機能を使って印刷する場合
Excelにエクスポートするページに対して、各種印刷設定を行うことが可能です。詳細については、以下のヘルプのページを参照してください。なお、この設定は、ExcelエクスポートとPDFエクスポートで共通の設定となっています。
エクスポートの印刷設定(ヘッダー/フッターの指定もできます)
Webブラウザーの印刷機能を使って印刷する場合
用紙の設定値は以下のとおりになります。
- 用紙サイズ
用紙サイズの初期値をあらかじめ設定しておくことはできません。
Forguncyの「Webブラウザー印刷」コマンドは、Microsoft EdgeやGoogle Chromeなどのさまざまなブラウザに対しそのブラウザの印刷機能を呼び出しています。CSS 2.1(CSSはウェブページのスタイルを指定するための言語で、2.1は仕様策定済みのバージョン)では、印刷時における用紙サイズを指定する機能が存在しません。このため、用紙サイズを事前に指定しておくことはできません。
※CSS Paged Media Module Level 3(CSS3の一部)では、その機能が追加されております。
- 余白
余白はCSS 2.1の仕様に含まれており、Forguncy Builder ProのJavaScriptのカスタマイズ機能を使用することで、設定値をあらかじめ指定できます。具体的には、ページロード時のコマンドに「JavaScriptコードの実行」コマンドを設定し、そのJavaScriptコードとして以下のようなコードを設定します。
var sheet = document.styleSheets[document.styleSheets.length - 1];
sheet.insertRule("@page {margin: 2cm 5cm;}", sheet.cssRules.length); - 用紙方向
用紙方向は、用紙サイズと同様にCSS 2.1の仕様には含まれておりません。しかし、Google Chromeの場合に、ページロード時のコマンドに「JavaScriptコードの実行」コマンドを設定し、そのJavaScriptコードとして以下のような設定をすることで用紙方向を横に変更することが確認できていますので、参考にしてください。
var sheet = document.styleSheets[document.styleSheets.length - 1];
sheet.insertRule("@page {margin: 2cm 5cm;size: landscape;}", sheet.cssRules.length);