累積比率を求めるには、リストビューの先頭行から対象となる行までの合計を求める必要があります。
上の図の位置にリストビューの行テンプレートが存在している場合、データの累積は以下のような数式によって算出可能です。
=SUM($E$3:E3)
リストビューのテンプレート行のセルの数式で、同じリストビューのテンプレート行のセルである「E3」を使用した場合、アプリケーションの実行時には同一行のE列のセルが参照されます。つまり、1行目であれば1行目のE列のセル、5行目であれば5行目のE列のセルです。
一方、「$E$3」を使用した場合、相対参照ではなく絶対参照となり、アプリケーションの実行時にはどの行においても常に1行目のE列のセルが参照されます。
これにより、「SUM($E$3:E3)」という関数の結果は、3行目の場合には1行目から3行目までのE列のセルの合計値、5行目の場合には1行目から5行目までのE列のセルの合計値がアプリケーションの実行時に表示されます。
※添付のサンプルは、Forguncy 10.0.10.0以降のバージョンで使用できます。