ユーザーアカウント情報データベースの構成を変更してユーザー情報の保存先を変更した場合、Forguncy 10では最初の1回目のみ既存のユーザー情報が自動的に外部データベースに引き継がれます。
注意事項
- すでに接続先データベース側にユーザーアカウント情報のテーブルが存在している場合は、初回に行われる引き継ぎが行われません。このような場合は「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」を利用してユーザー情報をデータベース間で引き渡す必要があります。
- 「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」では、「組織レベル」は引き継がれません。
- 「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」では、セキュリティリスクを考慮して「パスワード」はエクスポートされません。そのため、「フォーム認証」のユーザーパスワードは、インポート先にユーザーが存在しない場合に初期値が設定されます。
参考:「フォーム認証」のユーザーは、「アカウントセキュリティ」の「ユーザーが初期パスワードを変更していない場合、アプリログイン時にパスワードを変更させる。」をオンに設定することで、ユーザーがログインする際に初期パスワードの変更を促すことができます。
「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」で引き渡す手順
- 「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」を使用してExcelファイルへ現在のユーザー情報をエクスポートします。
- サーバー管理ポータルの「設定」-「ユーザーアカウント情報データベースの構成」よりユーザーアカウントの保存先を変更します。
- 1番目の手順でエクスポートしたExcelファイルを「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」を利用してインポートします。
なお、ユーザーアカウント情報データベースの構成を変更した後に追加/変更/削除したユーザー情報はデータベース間で同期されません。ユーザー情報を引き継ぐには上記と同様にExcelファイルを介してユーザー情報を取り込む必要があります。