デバッグ実行時には動作していたサーバーサイドコマンドがアプリケーションを発行すると動作しない場合、Forguncy Serverの実行アカウントが影響している場合があります。
Forguncy Builderでアプリケーションをデバッグ実行する際と、Forguncy Serverへアプリケーションを発行して実行する際では、アプリケーションは以下のように異なるアカウントの権限で動作しています。
- デバック実行の際(開発環境):
Forguncy Builderを実行したユーザーのアカウント(Windowsのログオンアカウント) - Forguncy Serverへ発行した際(運用環境):
Forguncy Serverの実行アカウント(Forguncy Server Serviceのログオンアカウント)。既定では「Local System」アカウント
上記のように実行アカウントの権限の違いにより、ファイルのインポートやエクスポートの際にフォルダやファイルへアクセスできない可能性や、「プログラムの実行」コマンドから実行するプログラムの実行権限が不足しておりサーバーサイドコマンドが動作しない可能性が考えられます。
このような場合、Forguncy Serverの実行アカウントを変更することで対応が可能です。
以下のオンラインヘルプを参考にForguncy Serverの実行アカウントを変更して確認してください。
なお、現象がForguncy Serverの実行アカウントの違いにより現象が発生しているかどうかを切り分けるには、Forguncy Builderを実行しているPCのログオンアカウントをForgucy Serverの実行アカウントに変更して確認してください。アカウントを変更した際にサーバーサイドコマンドが動作する場合には、現象はアカウントの権限により発生しています。