ユーザーアカウント情報データベースの構成を変更してユーザー情報の保存先を変更した場合、Forguncy 8では設定していたユーザー情報は引き継がれません。また、ユーザー情報は保存先に指定したデータベースごとに値を保持しています。
そのため、ユーザーアカウント情報データベースの構成を変更する際には「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」を利用してユーザー情報をデータベース間で引き渡す必要があります。
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「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」では、「組織レベル」は引き継がれませんので注意してください。
また「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」ではセキュリティリスクを考慮してパスワードをエクスポートしていません。そのため、「フォーム認証」のユーザーパスワードは、インポート先にユーザーが存在しない場合には初期値が設定されますので注意してください。
ユーザーアカウント情報データベースを切り替える手順は以下の通りです。
- 「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」を使用してExcelファイルへ現在のユーザー情報をエクスポートします。
- サーバー管理ポータルの「設定」-「ユーザーアカウント情報データベースの構成」よりユーザーアカウントの保存先を変更します。
- 1番目の手順でエクスポートしたExcelファイルを「ユーザー情報のインポートとエクスポート機能」を利用してインポートします。
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「フォーム認証」のユーザーは、「アカウントセキュリティ」の「管理者が設定した仮パスワードの変更を、ユーザーログイン時に毎回警告する。」をオンに設定することで、ユーザーがログインする際に初期パスワードの変更を促すことが可能です。
なお、ユーザーアカウント情報データベースの構成を変更した後に追加/変更/削除したユーザー情報はデータベース間で同期されません。ユーザー情報を引き継ぐには上記と同様にExcelファイルを介してユーザー情報を取り込む必要があります。
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