リストビューから選択した複数レコードをレポートに出力するには、以下のいずれかの方法があります。
- 選択表示パネル型セルを使用して、出力したいレコードを特定できる項目をパラメーターとしてレポートに渡して、レポートのデータソースのクエリーで絞り込む方法です。
- レポート用のテーブルを用意しておき、選択したレコードを保存します。レポートにはそのテーブルをデータソースとして指定して出力する方法 です。
1.の方法の手順
- ページにリストビューを配置し、[デザイン]タブの「選択列」をチェックします。
- ページに選択行表示パネル型セルを配置し、「対象リストビュー」を1.のリストビューに設定します。
※選択表示パネル型セルは、以下からダウンロードしてプラグインの追加でインストールする必要があります。
選択行表示パネル型セル - 2.で配置した選択表示パネル型セルを参照した数式を、ページの任意のセルに記載しておきます。
(例)選択表示パネル型セルをB9に配置し、X2セルに数式「=B9」と記載 - レポートの「データソースの編集」で「データソースパラメータ」を指定しておきます。
ここでは例として「出力したいID」というパラメータを作成します。
続けて「クエリー」タブから、「ID」「指定したリストに含まれる」「出力したいID」となるように、出力レコードを抽出する条件式を記載します。 - リストビューで選択した複数レコードが、1レコード1ページで複数ページで出力されるように、レポートのグループのキーを指定します。
- 最後に、「レポートのビューワ表示」コマンドで「出力したいID」に3.で数式を記載したセル指定します。