Forguncyでは、リストビューの列を非表示にするのに、「リストビューの操作」コマンドが使用できます。
ただし、「リストビューの操作」コマンドから非表示にする場合、非表示に設定できる列数は1列のみとなります。
そのため、列を複数非表示にするときは、非表示にしたい列の列数分「リストビューの操作」コマンドを呼び出す必要があります。
列を2列非表示にしたい場合、「リストビューの操作」コマンドを2回呼び出します。
※「リストビューの操作」コマンドを1回実行するごとにリストビューの生成処理が必要になるため、非表示にするデータ数が多いときや列数が多いときには時間が掛かってしまう場合があります。
非表示に設定する列数が多い場合はカスタムJavaScript APIの「hideColumns」メソッドを使用できます。
詳細はJavaScript APIリファレンスの「hideColumns」メソッドを参照してください。
「hideColumns」メソッドは、以下のとおり2つの設定方法があります。
(1)列番号を指定して非表示に設定する
(2)列名を指定して非表示に設定する
(1)列番号を指定して非表示に設定する
非表示にしたいリストビューの列を列番号で指定することができます。
列番号で指定するときには以下のように指定します。
// 現在のページを取得する。
var page = Forguncy.Page;
// リストビューオブジェクトを取得する。
var listview = page.getListView("リストビュー1");
// リストビューの2番目と3番目の列を非表示にします。セルを結合に関係なく列を数える必要があります。
listview.hideColumns([1,2]);
(2)列名を指定して非表示に設定する
非表示にしたいリストビューの列を列名で指定する際には、非表示にしたい列に「列名」をつけておく必要があります。
リストビューの列に名前をつける方法は、リストビューの名前定義を参照してください。
列名で指定するときには以下のように指定します。
// 現在のページを取得する。
var page = Forguncy.Page;
// リストビューオブジェクトを取得する。
var listview = page.getListView("リストビュー2");
// 列名が「項目2」および「項目4」の列を非表示にします。
listview.hideColumns(["項目2", "項目4"]);
実際の動作は、添付のサンプルで確認できます。
※サンプルは、Forguncy 8.0.5.0以降のバージョンで読み込むことができます。