対象製品とバージョン:
8.0.5.0、8.0.6.0、8.0.20.0
※この現象は8.0.40.0で修正されました。
脆弱性の改修対象バージョンは、脆弱性ハンドリングポリシーで定められています。対象外のバージョンをお使いの場合、アップグレードをご検討ください。
情報公開日
2024年1月10日
想定される影響
特定のファイルをアップロードすることにより、任意のコードを実行される可能性があります。
脆弱性への対応方法
上記の脆弱性が修正されたバージョンを入手し、Forguncy BuilderとForguncy Serverの両方をアップデートします。
アップデートの手順については、以下のヘルプのページを参照してください。
Forguncyのアップデート | Forguncy 8 オンラインヘルプ
また、この脆弱性への対応として特定ファイルのアップロードを制限する設定を手動で行う必要があります。画像アップロード型セルを利用しているアプリに以下の設定を行い、アプリを再発行します。
- アプリのプロジェクトをForguncy Builderで開きます。
- 画像アップロード型セルの[アップロード画像ファイルの拡張制限]にて、[許可するファイルの拡張子]から、「.svg」形式を削除します。
このとき、[許可するファイルの拡張子]は必要な形式のみを指定することを推奨します。
詳細な設定手順については、以下のヘルプページを参照してください。
画像アップロード領域の作成 | Forguncy 8 オンラインヘルプ
※本件に関して、Forguncy プラグインの更新は必要ありません。
脆弱性の種類
CWE-434:Unrestricted Upload of File with Dangerous Type
脆弱性の基本評価(CVSS v3)
- 攻撃元区分(AV):ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ(AC):高
- 必要な特権レベル(PR):低
- ユーザ関与レベル(UI):要
- 影響の想定範囲(S):変更あり
- 機密性への影響(C):高
- 完全性への影響(I):高
- 可用性への影響(A):高
CVSS v3基本値(深刻度)
8.0(High/重要)
補足
- 攻撃につながる恐れがあるため、再現手順は公開していません。
- 脆弱性の評価については共通脆弱性評価システム「CVSS(Common Vulnerability Scoring System) v3」を利用しています。
CVSS v3
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