対象製品とバージョン:Forguncy 2
アプリケーションの作成時(開発時)では、[テキストファイルからテーブル]の機能を使用することで、CSVファイルのデータをデータベースへ登録することが可能です。
Forguncyで作成したアプリケーション上で、アプリケーションの利用者がCSVファイルのデータを一括登録したい場合(実行時)、直接的な機能は用意されていませんが、回避方法や実現方法としては、以下の2つが存在します。
コピー&ペーストの機能を使用してリストビューに貼り付けを行うことで一括登録する
一括登録したいテーブルのリストビューが存在するページを作成し、[新規行の追加を許可]チェックオプションをチェックした状態の設定にします。アプリケーションの利用者は一括登録したいCSVファイルをExcelで開き、登録したいデータ部分を範囲選択後にコピーし、Webブラウザー上のリストビューの最終行(新規データ追加行)へ貼り付け操作(Ctrl + V)を行うことで、CSVデータの一括登録が実現できます。
カスタムJavaScriptとカスタムWeb APIの両方を活用してプログラミングによるカスタマイズを行う
Forguncy Builder Proの場合、JavaScriptによるカスタマイズでCSVファイルをアップロードする処理を作成し、カスタムWeb APIの機能でアップロードされたCSVのデータをデータベースに登録する処理を作成することで、独自にCSVデータの一括登録処理を行うことが可能です。ただし、これらの実装にはJavaScriptと.NET言語に関する知識、ならびにアップロード処理などWebアプリケーション構築に関する基本的な知識が必要となります。
添付のサンプルにおけるカスタムWeb APIのプロジェクトでは、マルチパートメッセージからCSVデータ部分を取り出す処理において「MimeKit Lite」というオープンソースを使用しています。サンプルをご利用になる場合には、こちらのオープンソースのライセンス内容をご確認いただき、従っていただく必要がございます。
また、Forguncyが提供するAPIを使用している部分を除き、添付のサンプル内で使用しているソースコードにつきましては、一般的なプログラミング手法に該当する内容のため、サポート対象外となります。テクニカルサポートサービスにお問い合わせいただいてもお答することはできかねますので、予めご了承くださいますようお願いいたします。
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