対象製品とバージョン:Forguncy
Excelの印刷機能を使って印刷する場合
Forguncy 3の場合:
Excelにエクスポートするページに対して、各種印刷設定を行うことが可能です。詳細については、以下のヘルプのページの「●エクスポートの印刷設定」を参照してください。なお、この設定は、ExcelエクスポートとPDFエクスポートで共通の設定となっています。
バージョン4:ページの操作(右ペイン)(ヘッダー/フッターの指定もできます)
バージョン3:ページの操作(右ペイン)(ヘッダー/フッターの指定は、ExcelからページをインポートしてForguncyアプリを作成した場合に限り、Excelで指定していたヘッダー/フッターの情報がForguncy内部で保持されています)
Forguncy 2の場合:
Excelエクスポート系のコマンドでは、印刷する用紙サイズや余白といったページ設定の情報を指定できます。
ただし、アプリケーションの作成時に、マスターページでページ設定を行った場合は正しく設定されませんので、次のようにページごとにページ設定を行ってください。
- 印刷したいページ上にボタンを配置します。
このとき、ボタンを印刷したくない場合は、非表示の領域を作成してそこに配置してください。 - ボタンを右クリックし「コマンドの編集」を選択します。
- 表示されたコマンドダイアログで「Excelエクスポート(ページ)」を選択します。
- 「出力するExcelのページ設定」からページ設定を行います。
- 印刷したい個々のページごとに上記の設定を行ってください。
Webブラウザーの印刷機能を使って印刷する場合
用紙の設定値は以下のとおりになります。
- 用紙サイズ
用紙サイズの初期値をあらかじめ設定しておくことはできません。
Forguncyの「印刷」コマンドは、Internet ExplorerやGoogle Chromeなどのさまざまなブラウザに対しそのブラウザの印刷機能を呼び出しています。CSS 2.1(CSSはウェブページのスタイルを指定するための言語で、2.1は仕様策定済みのバージョン)では、印刷時における用紙サイズを指定する機能が存在しません。このため、用紙サイズを事前に指定しておくことはできません。
※現在仕様策定中のCSS Paged Media Module Level 3(CSS3の一部)では、その機能が検討されており、将来的に実現できる可能性があります。
- 余白
余白はCSS 2.1の仕様に含まれており、Forguncy Builder ProのJavaScriptのカスタマイズ機能を使用することで、設定値をあらかじめ指定できます。具体的には、ページロード時のコマンドに「JavaScriptコードの実行」コマンドを設定し、そのJavaScriptコードとして以下のようなコードを設定します。
var sheet = document.styleSheets[document.styleSheets.length - 1];
sheet.insertRule("@page {margin: 2cm 5cm;}", sheet.cssRules.length);
- 用紙方向
用紙方向は、用紙サイズと同様にCSS 2.1の仕様には含まれておりません。しかし、Google Chromeの場合に、ページロード時のコマンドに「JavaScriptコードの実行」コマンドを設定し、そのJavaScriptコードとして以下のような設定をすることで用紙方向を横に変更することが確認できていますので、参考にしてください。
var sheet = document.styleSheets[document.styleSheets.length - 1];
sheet.insertRule("@page {margin: 2cm 5cm;size: landscape;}", sheet.cssRules.length);
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