※この現象は8.0.40.0で修正されました(メニュー/ツリービュー型セルプラグイン(バージョン8.0.5.1)で修正されました)。
対象製品とバージョン
Forguncy 8.x
現象
以下の画面のとおり、ツリービューの「動的階層」の「クエリー条件の設定」で「クエリー結果の表示モード」を指定できます。ここで「クエリー結果のノードのみ表示」を選択すると、本来であれば、表示するノードのデータのみを取得するのが正しい動きとなりますが、全件が取得されてしまいます。
これによって、テーブルのデータが膨大な場合、ツリービューにデータを表示するまでに時間がかかる現象が発生します。
「クエリー結果の表示モード」の詳細
- クエリー結果の子ノードも表示 :クエリー条件を満たさないデータが子ノード(下の階層)に
存在する場合、そのレコードもツリービューで表示します。 - クエリー結果の親ノードも表示 :クエリー条件を満たさないデータが親ノード(上の階層)に
存在する場合、そのレコードもツリービューで表示します。 - クエリー結果の親子ノードも表示:クエリー条件を満たさないデータも表示し、階層の構造が
保たれます。 - クエリー結果のノードのみ表示 :クエリー条件を満たすレコードのみが表示されます。
※ 1.〜3.の表示モードを選択すると(つまり4.の「クエリー結果のノードのみ表示」以外を選択すると)、クエリー条件を満たしていないデータもツリービューに表示させる必要があるため、全件を取得します。これによって、テーブルのデータが膨大な場合、ツリービューにデータを表示するまでに時間がかかりますが、この場合は仕様による動作となります。
回避方法
「動的階層」を選択して回避する方法はありません。
クエリー条件で指定したとおりの取得を行いたい場合は、「固定階層」を使用してください。
「動的階層」「固定階層」それぞれの設定方法は、添付の「ツリービューSample.fgcp」を参照してください。
文書種別
不具合