Forguncy8がサポートするOracle Databaseのバージョンは、19c(19.3)のみとなります。
Forguncyが動作保証する環境の詳細は、以下を参照してください。
発生するエラー
Oracle Databaseに対し、Oracle Client 11g/12c/18c (18.3)などの19cよりも前のバージョンのOracle Clientで接続をしようとすると、「ORA-12154:TNS:指定された接続識別子を解決できませんでした。」のエラーが表示されます。
例えば、Forguncy Builderの「接続設定」画面で「データソース」「サーバー名」「ユーザー名」「パスワード」項目の全てを正しく入力して「テスト接続」ボタンを押すと、「テスト接続に成功しました。」というポップアップが表示されます。
しかし、リンクテーブルを作成しようとすると、上記のエラー画面が表示されます。
対策
このエラーが表示された際には、インストールされているOracle Clientのバージョンが19c (19.3)かどうかを確認してください。
複数のOracleバージョンがインストールされている場合、環境変数TNS_ADMIN等の設定を見直してForguncy Builder利用時にOracle Client 19cのtnsnames.oraが参照されるようになっているかを確認してください。
なお、例えば、Oracle Clientのバージョンを19c (19.3)に変更することで、Oracle Databaseのバージョンが19c以外の場合であっても接続できる場合があります。ただし、正常に接続できても予期しない問題が発生したときの原因切り分けができませんので、ForguncyがサポートしているOracle Databaseのバージョン19cにすることを検討してください。
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