対象製品とバージョン:Forguncy 3以降
ログインユーザーに応じてセルの表示/非表示を切り替える場合、ページロード時のコマンドにおいて条件分岐コマンドを使用してログインユーザーを判定し、セルプロパティの設定コマンドを使用してハイパーリンク型セルを非表示から表示へと変更します。
なお、ハイパーリンク型セルは既定の状態で非表示に設定しておきます。
マスターページにはページロード時のコマンドを設定することができないため、上記の処理はマスターページのプレースホルダーに表示される通常ページのページロード時のコマンドを使用して設定する必要があります。しかし、セルプロパティの設定コマンドで非表示から表示に切り替える対象のハイパーリンク型セルを指定する部分において、Excelのように「=マスターページ名!B1」といった記述を使用してセルを参照することはForguncyではサポートされていません。そのため、マスターページ上の対象セルに名前を付ける方法を使用して、通常のページからマスターページ上のセルを参照します。
セルに名前を付ける方法につきましては、以下のヘルプのページを参照してください。
たとえば、マスターページ上の対象セルに「hogehoge」という名前を付けた場合、セルプロパティの設定コマンドの[対象セル]テキストボックスでは、「=hogehoge」と指定することで、マスターページ上のセルを参照することが可能です。なお、マスターページ上のセルが参照できるのは、参照元のページがそのマスターページのプレースホルダーに表示されている状態に限ります。指定先のセルが存在するマスターページが表示されていない場合には参照できません。
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