対象製品とバージョン:Forguncy
Forguncy Server バージョン4の場合
サーバーを移行する手順は、以下のとおりとなります。
- 現行サーバー:ユーザーアカウント情報のバックアップを行う
- 現行サーバー:ライセンスの認証解除を行う
- 新サーバー:Forguncy Serverインストール
- 新サーバー:ライセンスの認証を行う
- 新サーバー:ユーザーアカウント情報の復元を行う
上記の詳細は、運用ライセンス認証解除と移動の手順を参照してください。
注意点として、Forguncyをアップデートするの後半に記載されている以下の4つの項目も必要に応じて再設定が必要です。
- Forguncy Server実行アカウントの再設定
- 自動バックアップの再設定
- 「ForguncyServerWindowsService.exe.config」ファイル内の値の再設定
- 発行したアプリの「Config.xml」ファイル内の値の再設定
Forguncy Server バージョン2と3の場合
運用中のマシンと移動先のマシンの「コンピューター名」が同じならば、今まで使用していた運用ライセンスファイルはそのまま移動先のマシンでも登録して使用できます。
「コンピューター名」が変わるならば、運用ライセンスファイルは今までのものが使用できなくなるため、移動先マシンのコンピューター名で新たに申請して入手しなおす必要があります。運用ライセンスファイルの再申請には、次の条件をすべて満たしている必要があります。
再申請の条件
- 保守サービスの有効期限内であること。保守サービスの詳細は、こちらを参照してください。
-
申請内容のお客様情報がユーザー登録情報と一致すること。
-
運用ライセンスの場合、コンピュータ名を提示いただけること。
※ライセンスファイルの送付先は、登録ユーザー宛てとなります。
移動方法
- 移動先のマシンにForguncy Serverをインストールします。
- 運用ライセンスファイルを用意します。
コンピューター名が変わる場合、こちらから新しい運用ライセンスファイルを申請してください(お手続きの種類は「その他」を選択します)。
「登録しているお客様のユーザー登録情報」と「ライセンス申請キー」および運用ライセンスの場合には「現在のコンピュータ名」と「変更先のコンピュータ名」を記載してください。申請は、移動するすべての運用ライセンスに対して行う必要があります。
※ライセンスファイルの送付先は、登録ユーザー宛てとなります。
申請内容のお客様情報がユーザー登録情報と一致しない場合、不一致の項目をお知らせし登録内容の確認をいたします。 - 移動先コンピューターのForguncy Server(以降「移動先Forguncy Server」と略します)から、運用ライセンスファイルを登録します。 登録方法はこちらを参照してください。
- Forguncyのユーザー管理機能をアプリケーションで利用している場合、ユーザーアカウント情報を移動する必要があります。
移動元コンピューターのForguncy Server(以降「移動元Forguncy Server」と略します)でユーザーアカウント情報のバックアップを行い、移動先Forguncy Serverで復元します。ユーザーアカウント情報のバックアップ、復元の手順はこちらを参照してください。 - Forguncyの内部データベースをアプリケーションで使用している場合、内部データベースを移動する必要があります。
移動元Forguncy Serverのデータベースのバックアップを行い、移動先Forguncy Serverで復元します。データベースのバックアップは、以下の2つの方法があります。
(1)開発環境であるForguncy Builderに運用環境のデータを一旦取り込み、移動先Forguncy Serverに再発行する。
データベースのデータが少ない場合に適した方法です。手順はこちらを参照してください。
(2)内部データベースをバックアップして、移動先Forguncy Serverで直接復元する。
データベースのデータが多い場合に適した方法です。手順はこちらを参照してください。 - 開発環境であるForguncy Builderから移動先Forguncy Serverへアプリケーションを配置(発行)します。
5)でForguncy Builderに運用環境のデータを取り込んだ場合は、データベースも一緒に発行してください。 - 5)で内部データベースをバックアップした場合は、移動先Forguncy Serverでデータベースを復元します。手順はこちらを参照してください。
- 移動元Forguncy Serverのライセンスを解除します。手順はこちらを参照してください。
※Forguncy バージョン2では、運用ライセンスの解除を行えないため、この操作は必要ありません。 - 移動元Forguncy Serverをアンインストールします。
※Forguncy バージョン2では、ライセンス移動元コンピューターのForguncy Serverを必ずアンインストールしてください。
Forguncyバージョン1の場合
運用中のマシンと移動先のマシンの「コンピューター名」が同じならば、今まで使用していた運用ライセンスファイルはそのまま移動先のマシンでも登録して使用できます。
「コンピューター名」が変わるならば、運用ライセンスファイルは今までのものが使用できなくなります。この運用ライセンスファイルは再発行しておりません。このため別名のコンピューターへ移動するには新バージョンの購入、および移行をご検討ください。
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