※この現象は6.0.44.0で修正されました。
対象製品とバージョン:Forguncy 6.0.42.0
「Excelエクスポート(リストビュー)」を行うと、「エクスポート処理中に予期せぬ例外が発生しました。」と表示されエクスポートされない不具合が発生します。
この不具合は、「Excelエクスポート(ページ)」では発生しません。
発生条件(条件がすべて揃った時にのみ発生します)
- リストビューの列ヘッダーに改行があり、その改行コードの文字コードに「¥r」が含まれている。
改行コードには、¥r(CR)、¥n(LF)、¥r¥n(CRLF)の3つのケースがあります。¥r(CR)が含まれない場合には問題は発生しません。
¥rは、Carriage Return(CR)と呼ばれ改行(次の行に移動する)を意味します。コードでは0x0Dになります。マクロなどの関数ではCHAR(13)で表せます。
¥nは、Line Feed(LF)と呼ばれ復帰(カーソルを左端に戻す)を意味します。コードでは0x0Aになります。マクロなどの関数ではCHAR(10)で表せます。
¥r¥nは、上記の組み合わせになります。 - リストビュー設定で「集計行を表示する」にチェックをしている。
回避方法
リストビューの列ヘッダーに含まれている¥rの文字コードを削除してください。
¥rを含めずに改行するには、以下のいずれかで行えます。
- 方法1
ヘッダーを入力する際、ページ上部の数式等を記載する「入力エリア」から入力してください(リストビューのヘッダー(背景が青の部分)をダブルクリックして直接入力すると¥rが残る可能性があるので必ず入力エリアから入力してください)。
この時、改行したい箇所で「Alt+Enter」を入力して改行します。すべての入力が終わったら、Enterで入力エリアの値を必ず確定させてください。
入力エリアでの「Alt+Enter」による改行は、通常¥n(LF、0x0A、CHAR(10))が挿入されます。 - 方法2
ヘッダーを数式で記載することもできます。
例:=”お客様” & CHAR(10) & "コード"
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